ピュレグミおじさんの備忘録

おじさんの赤裸々日記です

20190319#1

そして彼は、クライムバスターズと呼ばれるパワフルなチームの目の前で、煙草を吹かしていた。

しかし、当たり前のことだが、クライムバスターズは彼のことをちらりと見るような真似すらしなかった。

ひとつは彼がクライムバスターズの視界の盲点に位置していたから。

もうひとつは、彼自身が、それをクライムだとは信じていないから。

彼は呆れた笑いで鼻を鳴らし、もう一本煙草を取り出した。