ピュレグミおじさんの備忘録

おじさんの赤裸々日記です

20190305#2

帰りの電車で、彼は影の人々との出会いについて考えていた。

影の人々は彼の連絡先を聞き、「女を紹介してやるから飯でもどうだ」と言った。

彼は影の人々の女のことを、密かに魅力的だと思ったことが幾度かある。

そして彼はふと、思い出した。

彼が世界に対し、いかなる要望を述べたかを。

世界が要望に応える時、それは人間には思いもよらない道筋を辿るということを。

スリランカ女も悪くねえ」

彼は一人で苦笑いをした。