ピュレグミおじさんの備忘録

おじさんの赤裸々日記です

20190303#2

目指していた街へ着くと、彼はまず最初に神殿へと歩を進めた。

こころがざわついた時、その神殿はいつも彼のこころを整えてくれた。

彼が可能な限りの所持金をそこで清め、目を閉じ、感謝の念で心を満たしたその時、彼の目の前で短く鐘の音が鳴った。

彼は驚き目を開けたが、そこには何もなかった。

その後、彼は下僕の証を、こころとからだの両方に、しっかりと刻み込むこととなる。