ピュレグミおじさんの備忘録

おじさんの赤裸々日記です

20190301#1

「求めれば、与えられる。しかし何故、与えられないのだろう」その時彼は考えていた。

そしてすぐに、一つの簡単な答えに達した。

彼は実は、求めてはいなかったのである。

その理由もまた、恐れであった。

恥をかくかもしれないという、架空の恐れである。

彼の心の奥深くに、恥を恐れる気持ちが染み付いていた。

しかし彼はもうそのことを理解している。

あとは、解決策が与えられるのを待つばかりである。

彼は今、解決策を求めているのだから。