ピュレグミおじさんの備忘録

おじさんの赤裸々日記です

20190301#2

彼は一人、深夜の湖畔で煙を吹かしながら、自分に言い聞かせた。

「良いも悪いも本当は無いもの。無いものに判断を与えるのは内なる声。それは聖霊のささやき」

そうして彼は短い瞑想に入った。

彼の主観の世界には、静寂以外の性質は存在しなかった。

その時から、彼は世界を歩み始めた。

まだ見ぬものを見る旅へと。